キャンピングカー旅行のすすめ

キャンピングカーで巡る滋賀の桜名所

キャンピングカーで巡る滋賀の桜名所

 

春の訪れとともに、日本各地で桜が咲き誇ります。お花見を楽しむために公園や名所を訪れるのは一般的ですが、近年注目されているのが「キャンピングカーでの桜巡り」です。宿泊施設の予約を気にせず、自由気ままに旅を楽しめるキャンピングカーなら、満開のタイミングを逃さずにお花見ができます。今回は、滋賀県のおすすめ桜スポットとともに、キャンピングカーで桜を見に行くメリットを紹介します。

 

キャンピングカーで桜を見に行くメリット

  1. 時間に縛られず、自由に桜を楽しめる

桜の見頃は短く、天候にも左右されやすいため、ベストなタイミングを狙うのは難しいもの。しかし、キャンピングカーなら宿泊場所の確保に悩むことなく、桜が満開のタイミングを待つことができます。たとえば、早朝や夜のライトアップされた桜をゆっくり鑑賞することも可能です。ホテルや旅館に宿泊する場合はチェックイン・チェックアウトの時間に縛られますが、キャンピングカーなら自分のペースで行動できるのが大きなメリットです。

  1. 混雑を避けて快適に過ごせる

桜の名所は多くの人が訪れるため、駐車場の確保が難しく、宿泊施設も予約が取りづらいことが多いです。しかし、キャンピングカーなら混雑する時間帯を避けて移動し、快適に桜を楽しむことができます。特に観光地では早朝や夜の時間帯が比較的空いているため、前日から目的地付近に滞在し、朝早くから桜を堪能するという楽しみ方もできます。

  1. 移動しながら全国の桜を巡る旅ができる

滋賀県の桜を楽しんだ後、関東、東北、北海道へと移動しながら、長期間にわたって桜を堪能することが可能です。移動の自由度が高いため、有名な桜スポットだけでなく、穴場スポットにも立ち寄ることができます。SNSで情報を収集しながら、自分だけの桜巡りルートを作るのも楽しいでしょう。

  1. 宿泊費を抑えつつ、快適な旅ができる

春の行楽シーズンは宿泊施設の料金が高くなりがちですが、キャンピングカーなら宿泊費を抑えつつ快適に旅を楽しめます。車内にはベッドやキッチン、トイレが備わっているため、ホテルと同じようにリラックスできる環境が整っています。特にお子様連れやペット同伴の旅行では、プライベートな空間が非常に便利です。

  1. 桜を眺めながら食事を楽しめる

キャンピングカーなら、お弁当を持っていくだけでなく、現地の食材を調達して自炊を楽しむこともできます。例えば、滋賀県の桜の名所周辺には美味しい地元グルメも豊富。桜を見ながら特産品を味わうのも、キャンピングカー旅ならではの魅力です。

  1. キャンピングカーをレンタルすることで手軽に体験できる

キャンピングカーは購入しなくてもレンタルが可能で、初めての方でも気軽に利用できます。設備が整ったキャンピングカーをレンタルすれば、運転のしやすさや快適な車内環境を体験しながら桜巡りを楽しめます。レンタカーなら手続きも簡単で、短期間の旅行にも最適です。

 

  1. 海津大崎(高島市)

琵琶湖の湖岸に沿って約4kmにわたる桜並木が続く海津大崎。約800本のソメイヨシノが咲き誇り、「日本のさくら名所100選」にも選ばれた滋賀県随一の桜の名所です。

特に見どころは、湖面に映る桜と風に舞う花びらの美しさ。ボートクルーズに乗れば、水上から桜を楽しむことができ、絶景を満喫できます。また、湖岸道路をドライブしながら桜並木を堪能するのもおすすめで、サイクリングにも最適なルートとなっています。

周辺のおすすめグルメ

「焼き鯖寿司(さか枝)」

高島市の名物「焼き鯖寿司」は、香ばしく焼き上げた鯖をシャリと合わせた絶品グルメです。特に「さか枝」の焼き鯖寿司は評判が高く、桜を眺めながらの食事にもぴったりです。

また、高島市は「とんちゃん焼き」と呼ばれる鶏の味噌焼きが有名。地元の食堂で楽しめるので、桜巡りと合わせて味わうのも良いでしょう。

 

  1. 彦根城(彦根市)

国宝・彦根城は、滋賀県を代表する桜の名所の一つ。お堀沿いには約1,200本の桜が咲き誇り、歴史的な城郭と桜のコントラストが美しい景観を生み出します。

桜のシーズンには「彦根城桜まつり」が開催され、夜にはライトアップも実施。幻想的な夜桜を楽しむことができます。さらに、彦根城では「ひこにゃん」の登場イベントもあり、運が良ければ桜の下でひこにゃんに出会えるかもしれません。

周辺のおすすめグルメ

「近江牛ひこねバーガー(カフェスタンド ひこね)」

彦根名物の「ひこねバーガー」は、ブランド牛・近江牛を使用した贅沢なハンバーガー。ジューシーなパティに特製ソースが絡み合い、食べ応えも抜群です。

また、彦根では「赤こんにゃく」も名物。お城周辺の食堂で提供されることが多いので、ぜひ試してみてください。

 

  1. 石山寺(大津市)

紫式部が『源氏物語』を執筆したことで有名な石山寺。境内には約600本の桜が植えられており、歴史的な建築物との調和が美しいスポットです。特に本堂周辺や多宝塔の周辺では、朱色の建物と桜のピンクが織りなす風景が広がり、春の訪れを感じることができます。

境内は自然豊かで、春には桜だけでなく、ツツジや藤の花も楽しめます。琵琶湖を望む場所に位置しているため、寺院の静寂とともに、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

周辺のおすすめグルメ

「本家 鶴㐂そば(鶴㐂そば)」

石山寺周辺の老舗そば屋「鶴㐂そば」では、伝統的な風味豊かなそばが楽しめます。特に名物の「鴨南蛮そば」は、ダシのきいた温かいつゆと香ばしい鴨肉の絶妙なバランスが特徴です。

また、近くには「石山寺門前茶屋」があり、抹茶や和菓子を楽しむことができます。桜を眺めながら甘味を味わうのも風情があります。

  1. 長浜城(長浜市)

長浜城は、豊臣秀吉によって築かれた歴史的な城で、春にはお堀周辺に植えられた約500本の桜が満開になります。天守閣からは琵琶湖と桜の景色を一望でき、特に夕暮れ時の景観は息をのむ美しさです。

また、長浜城歴史博物館では、豊臣秀吉の時代について学ぶことができるため、歴史好きにもおすすめのスポットです。

周辺のおすすめグルメ

「のっぺいうどん(翼果楼)」

長浜の名物「のっぺいうどん」は、とろみのあるダシが特徴のうどんで、地元の人々にも親しまれています。特に老舗「翼果楼(よかろう)」では、伝統の味を楽しむことができます。

また、長浜は「鯖そうめん」も名物として知られており、煮込んだ鯖とそうめんの組み合わせが絶妙です。

  1. 三井寺(大津市)

三井寺(園城寺)は、約1,000本の桜が咲き誇る名所で、琵琶湖を一望できる絶好のロケーションにあります。特に夜桜のライトアップは幻想的で、昼とは違った美しさを楽しむことができます。

また、三井寺の鐘は「日本三名鐘」のひとつとして有名で、鐘の音が境内に響き渡る風景は趣深いものです。

周辺のおすすめグルメ

「三井寺力餅(力餅本家)」

三井寺名物の「三井寺力餅」は、柔らかい餅にたっぷりのきなこがまぶされた和菓子で、お茶と一緒に楽しむのが定番です。

また、大津市には「湖魚の佃煮」を扱う老舗も多く、琵琶湖の恵みを感じられる味覚を楽しむことができます。

  1. 奥比叡ドライブウェイ(大津市・比叡山)

比叡山へと続く奥比叡ドライブウェイは、桜のトンネルが美しい絶景ルート。標高が高いため、平地より少し遅れて桜の見頃を迎え、長く楽しめるのも魅力です。

春の晴れた日には、琵琶湖と桜を一望できるビュースポットも多く、ドライブ好きにはたまらないルートとなっています。

周辺のおすすめグルメ

「比叡山延暦寺 精進料理(延暦寺会館)」

比叡山にある延暦寺会館では、精進料理を楽しむことができます。旬の山菜をふんだんに使用したヘルシーな料理は、体にも優しく、心が癒される味わいです。

 

  1. びわ湖バレイ(大津市)

びわ湖バレイは、琵琶湖を見下ろせる標高1,100mの高地に位置するリゾートで、四季折々の景色が楽しめるスポットです。春には山桜が咲き誇り、琵琶湖を背景にした絶景の桜風景を楽しむことができます。

ロープウェイで山頂まで登ると、満開の桜と琵琶湖を一望できる展望台があり、絶好の撮影スポットとしても人気があります。また、びわ湖バレイはアクティビティ施設も充実しており、ハイキングやジップラインを楽しみながら桜を満喫することも可能です。

周辺のおすすめグルメ

「近江牛カレー(びわ湖バレイレストラン)」

山頂にあるレストランでは、滋賀県のブランド牛である近江牛を使用したカレーが楽しめます。スパイシーなルーと柔らかい近江牛の組み合わせは絶品で、景色を眺めながら味わう贅沢な一皿です。

また、びわ湖バレイでは「びわ湖ソフトクリーム」も人気で、濃厚なミルクの風味と琵琶湖の美しい景色を楽しみながら、春の訪れを満喫することができます。

 

 

まとめ

キャンピングカーで桜を見に行くことには、時間の自由度、混雑回避、コスト削減、移動の柔軟性、レンタルの手軽さなど、多くのメリットがあります。今年の春は、キャンピングカーをレンタルして日本各地の美しい桜を巡る旅に出かけてみてはいかがでしょうか?